中山美穂 ―1970年生まれ
1985年ドラマ『毎度おさわがせします』で女優デビュー。同年「C」で歌手デビューすると一躍トップアイドルへ。以来、女優業と歌手業を両立させ、「世界中の誰よりきっと」を始めとするヒット曲を連発し、映画『Love Letter』では各映画祭で主演女優賞を受賞するなど、女性からも憧れられる存在となっています。
松田聖子 ―1962年生まれ
1980年に「裸足の季節」でデビューしてから現在までトップアイドル歌手であり続ける松田聖子。デビュー曲は洗顔料のCMソングとして採用され、一気に日本中に広がりました。「聖子ちゃんカット」「ぶりっ子」「ママドル」など時代を象徴するアイドルとして君臨。2020年はデビュー40周年を迎え、記念アルバムの発売や音楽番組出演などファンにとっては嬉しいイベントが目白押しです。
森口博子 ―1968年生まれ
1985年に人気アニメ『機動戦士Zガンダム』の主題歌「水の星へ愛をこめて」でアイドル歌手デビュー。その後はバラエティアイドルへと路線を変更し、頭角をあらわしました。1992年には冠番組『夢がMORIMORI』が始まりバラドルとして絶頂期を迎えます。これはSMAPがブレイクするきっかけともなった番組でした。現在も歌手として活躍しています。
井森美幸 ―1968年生まれ
15歳の時に「第9回ホリプロタレントスカウトキャラバン」でグランプリを獲得し、翌年の1985年「瞳の誓い」でアイドルデビュー。アイドル歌手としては芽が出なかったものの、明るいキャラクターでバラドルに転身し活躍。50歳を過ぎた今でも全盛期と同じキャラクターを発揮、安定のリアクションが評価されバラエティ番組に多数出演しています。
山瀬まみ ―1969年生まれ
1986年に松任谷由実作曲の「メロンのためいき」でアイドル歌手デビュー。同年にMCを担当したバラエティ番組『テレビ探偵団』を機にバラエティアイドルのパイオニアとして活躍。金鳥CMでの河童の着ぐるみと関西弁での台詞が話題になりました。現在も『新婚さんいらっしゃい!』『天才!志村どうぶつ園』など多数の番組でMCとして活躍しています。
酒井法子 ―1971年生まれ
1986年芸能界入りし、翌年「男の子になりたい」でアイドル歌手デビュー。「のりピー語」や天真爛漫なキャラクターで一躍人気者に。日本だけでなく、台湾・香港などアジアでも人気と知名度を獲得。1990年代にはドラマ『ひとつ屋根の下』『星の金貨』で清純派女優として活躍。現在はドラマや歌番組に出演したりディナーショーを開催したりしています。
茂原裕子 ―1967年生まれ
ラサール石井プロデュースによるお笑いアイドルグループ・チャイルズの一員。いいとも青年隊(初代いいとも少女隊)として『森田一義アワー 笑っていいとも!』に出演し、その名を広めました。1989年にはナムコとタイアップしたファミコン用RPGゲーム『ラサール石井のチャイルズクエスト』も発売されています。1992年の解散を機に芸能界を引退しています。
島崎和歌子 ―1973年生まれ
平成元年にアイドルデビュー。同年5月には「弱っちゃうんだ」で歌手デビューしました。デビュー3年の1991年からスタートした『オールスター感謝祭』は第一回から現在まで司会を務めています。最近は豪快な「ワッコ姐さん」キャラで親しまれており、バラエティを筆頭にマルチに活躍しています。
鈴木早智子 ―1969年生まれ
1980年代後半から90年代、それまでとは違った笑わないアイドルとして一斉を風靡したデュオ・Winkの一員。1989年ドラマ主題歌「愛が止まらない 〜Turn it into love〜」でブレイクしました。1996年にデュオとしての活動を停止後も歌手として活動。Winkとしても結成10年ごとの節目に活動を一時再開しており、次の2028年が楽しみです。
宮崎美子 ―1958年生まれ
明るく朗らかなキャラクターで人気を集めるタレント・女優。今では優しい母親役を演じることが多いですが、インテリ女優としてクイズ番組でも活躍。1980年に公開されたミノルタカメラのCMで話題を集め、ドラマ『元気です!』で主演を務め女優デビューを果たします。現役国立女子大生ということで、1980年代以降の才色兼備の「女子大生タレント」というジャンルの先駆けとなりました。
堀江しのぶ ―1965年生まれ
1983年クラリオンガールコンテストで受賞したことからアイドルとしてデビュー。健康的なスタイルでグラビアやテレビ番組のアシスタントとして活躍し、「グラビアアイドル」のパイオニアの一人。ドラマ『毎度おさわがせします』などで女優としても活躍しましたが、1988年にスキルス性胃がんのため23歳の若さで亡くなっています。
かとうれいこ ―1969年生まれ
元グラビアアイドル。1989年クラリオンのキャンペーンガールになると、グラビアで人気が爆発。以後数年に渡り高価な新作写真集が雑誌のように毎月書店に並び、売れていくという「写真集クイーン」でした。90年代には歌手・女優として活躍。2001年に結婚したのを機に休業、2012年にタレント復帰。長女の横尾紗千もiDOL Streetでアイドルデビューしています。
西村知美 ―1970年生まれ
1986年映画『ドン松五郎の生活』で女優デビューし、同時に主題歌「夢色のメッセージ」でアイドル歌手としてもデビュー。ほんわかした天然キャラで1990年代以降は『さんまのからくりTV』などのバラエティー番組で活躍。1997年、元CHA-CHAの西尾拓美と結婚、念願だったお子さんを2003年に授かっています。
中村由真 ―1970年生まれ
1987年のドラマ『スケバン刑事III 少女忍法帖伝奇』で忍者の末裔の3姉妹の次女を演じ大人気に。風間三姉妹としてもシングルをリリースし、今でも不定期にユニットライブを行っています。現在はロサンゼルスで弁護士の旦那様と二人の娘を持つ母として生活しています。
瀬野あづさ ―1973年生まれ
アイドル冬時代と言われた1980年代後半に活躍したアイドルグループCoCoの絶対的エース。圧倒的な歌唱力でセンターを務めていました。1992年グループ脱退後はアイドルを脱却し、アーティストとして活躍。1996年元プロ野球選手・現コーチの石井琢朗と結婚を機に芸能界を引退しましたが、2000年に離婚し一時芸能界に復帰しています。
石田ひかり ―1972年生まれ
1986年ドラマ『妻たちの課外授業II』で女優デビュー。以後、『AD・ブギ』『ひらり』『あすなろ白書』など等身大の演技をする女優として、同年代・同世代からの支持を得ています。NHKのディレクターと2001年に結婚、2児を出産。現在も映画・ドラマ・ナレーションと幅広く活躍している日本を代表する女優の一人です。
森高千里 ―1969年生まれ
1987年にデビュー。ハイヒールにド派手なフリルのミニスカートの衣装、自ら手がける作詞、ドラムやコーラスも行うなど従来のアイドルとは異なったセルフプロデュース型アーティストとして「17才」「私がおばさんになっても」などヒットを飛ばします。1999年俳優・江口洋介と結婚、ママになった今でも20代と変わらぬミニスカート姿でコンサートをする姿はカッコイイですよね!
相原勇 ―1967年生まれ
榊原郁恵演じるミュージカル『ピーター・パン』に憧れて芸能界に入り、アイドル歌手デビュー。1989年イカ天こと『三宅裕司のいかすバンド天国』のMCに抜擢され、その元気で明るいキャラクターで一躍人気者に。1993年から3年連続で『ピーター・パン』を演じ夢を叶えています。現在は一般男性と再婚し、ハワイでコーディネーターをしています。
磯野貴理子 ―1964年生まれ
1985年「劇団七曜日」に加入、団員3人とお笑いアイドル「チャイルズ」を結成。チャイルズ解散後は数々のバラエティ番組でタレントとして活躍し、現在多数のバラエティにレギュラー出演しています。メインキャストとして出演する日曜朝の『はやく起きた朝は...』は26年も続く人気長寿番組となっています。
久留龍子 ―1964年生まれ
元お笑いアイドルグループ・チャイルズの「りん」こと久留龍子。1987年から『森田一義アワー 笑っていいとも!』の5代目いいとも青年隊を務め、3年間お昼の顔として活躍。1992年のチャイルズ解散後は芸能界を引退しています。
中山忍 ―1973年生まれ
2時間ドラマに欠かせない女優として活躍。1998年アイドルとしてデビューした当時は姉の中山美穂に対してコンプレックスがあったそうです。地道な努力を重ね、現在では数々の2時間ドラマを中心に舞台・映画で活躍する女優へと成長しています。
田中律子 ―1971年生まれ
1984年、12歳でスカウトされモデルデビュー。1989年ドラマ『愛しあってるかい!』へ出演を機に女優としての活動が増えました。その傍らアクティブで元気いっぱい!のイメージでバラエティー番組の司会などでも活躍。現在もタレント活動をしながら、沖縄でサンゴの赤ちゃんを育て、海に移植すプロジェクトも行なっています。
安原麗子 ―1969年生まれ
1980年代の3人組アイドルグループ少女隊でデビュー。「一心同体・少女隊」と言うフレーズを覚えている人も多いのではないでしょうか。少女隊解散後は女優・声優として活躍しています。プライベートでは一般男性と結婚し、2006年に男児を出産しています。息子さんは剣道の大会で優勝するほどの腕前だそうです。
羽田恵理香 ―1973年生まれ
1989年乙女塾に1期生で加入し、5人組アイドルグループCoCoのメンバーとしてデビュー。1994年のCoCo解散後はバラエティを中心に活躍。『進め!電波少年』のアポなしロケを覚えている人も多いでしょう。2012年に出産。現在は芸名を平仮名表記の「はねだえりか」とし、タレントの他不動産関係の仕事もしているとのことです。
大野幹代 ―1974年生まれ
乙女塾から誕生した5人組グループCoCoの一員としてデビュー。涙もろい事から「泣き虫ミッキー」と呼ばれていました。グループ解散後は女優・タレント・司会と幅広く活躍し、2002年に所属事務所社長と結婚、2003年に男児を出産しています。
宮沢りえ ―1973年生まれ
11歳の時にモデルとしてデビュー。キットカットのCMで同い年の後藤久美子と共演もしていました。1988年に主演した『僕らの七日間戦争』で女優デビューし、日本アカデミー賞新人賞を受賞。当時活躍していた観月ありさ、牧瀬里穂とは頭文字を取って「3M女優」と呼ばれていました。現在も本格派女優として舞台・映画・ドラマと活躍中です。
本田美奈子. ―1967年生まれ
細い体でパワフルな歌声、「和製マドンナ」と呼ばれました。「1986年のマリリン」「Temptation(誘惑)」などのヒット曲を世に送り出し、海外ミュージシャンプロデュース、コラボ作品も多く、レコードはアメリカをヨーロッパ20ヵ国でリリースされています。舞台『ミス・サイゴン』『レ・ミゼラブル』などミュージカル女優としても才能を開花させました。
永作博美 ―1970年生まれ
アラフィフになった今でも童顔で可愛らしい永作博美。アイドルグループribbonの一員としてデビュー。グループ活動休止後は女優の道へ進み、多くのドラマや映画に出演。『八日目の蝉』で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞・ブルーリボン賞主演女優賞を受賞し、女優としての確固たる地位を確立しています。
松野有里巳 ―1973年生まれ
乙女塾1期生としてデビュー、ユニットribbonで活動。1995年にグループ活動休止。現在はタレント活動と並行してジムのエアロビインストラクターとしてレッスンを受け持つ他、女優・歌手としても芸能活動を再開しています。
佐藤愛子 ―1973年生まれ
乙女塾3期生としてデビューし、永作博美・松野有里巳と3人組アイドルグループのribbonを結成。アイドル冬の時代と言われた80年代後半にCoCoとともに人気を博しました。ribbon休止後はタレントとして活動していましたが、程なくして引退、結婚しています。
田村英里子 ―1973年生まれ
14歳の時にオーディションでグランプリを獲得し1989年に「ロコモーションドリーム」でアイドル歌手デビュー。ドラマを中心に女優として着実にキャリアを重ね、2007年にはアメリカのドラマ『HEROS』にヤエコ役で出演、2009年には映画『DRAGONBALL EVOLUTION』にマイ役で出演して念願のハリウッド進出を果たし、国際派女優の一人となっています。
三浦理恵子 ―1973年生まれ
乙女塾に2期生として加入、5人組アイドルグループCoCoとしてデビュー。CoCo時代は独特の猫なで声とぶりっ子キャラで「魅惑のキャットボイス」と呼ばれ人気を集めました。グループ解散後は女優に転身し、アイドルのイメージからの脱却に成功。現在も13年ぶりに続編が作られた『まだ結婚できない男』に前回同様、主人公の妹役として出演しています。
宮前真樹 ―1973年生まれ
1989年バラエティ番組『パラダイスGoGo!!』の乙女塾1期生となり、アイドルグループCoCoのメンバーとしてデビュー。1994年にCoCoが解散してからはバラエティを中心に活躍しましたが2004年芸能界を引退し、今は料理研究家になり、料理教室を開いたり、レシピ本を出版したりと大忙しのようです。
藍田美豊 ―1969年生まれ
アイドルグループ少女隊の一員として1984年に大々的にデビュー。少女隊解散後は女優、タレントとして活躍しましたが芸能界を引退、結婚して3児の母親になっています。
市川三恵子 ―1969年生まれ
レイコ・ミホ・チーコの3人で結成された少女隊の元メンバーの「チーコ」。1984年にメジャーデビューしてわずか1年後椎間板ヘルニアを患い、無理して活動を続けたせいでツアー中にダウンしてしまい、少女隊を脱退・引退。しかし1999年の再結成に参加、2016年には少女隊4人でライブにゲスト出演して、ファンを喜ばせました。
引田智子 ―1972年生まれ
チーコの脱退により少女隊に途中加入。初代引田天功の娘だということも話題になりました。1999年、結婚を機に芸能界を引退。1999年再結成された「1999少女隊」にレイコ・チーコとともに参加、2016年にはミホも加わった4人でライブに参加しています。
小泉今日子 ―1966年生まれ
アイドル「花の82年組」の一人で、「キョンキョン」の愛称で親しまれました。「渚のはいから人魚」「ヤマトナデシコ七変化」でブレイクし、「なんてったってアイドル」で人気を不動のものにします。女優としても活躍し、2013年には国民的ドラマ『あまちゃん』に出演、挿入歌「潮騒のメモリー」がヒットするなど、以前理想の女性像として高い人気を誇っています。
岩崎良美 ―1961年生まれ
歌手である姉・岩崎宏美の背中を追いかけ、1980年に「赤と黒」でデビュー。アニメ『タッチ』の主題歌として、1985年発売の「タッチ」が大ヒットし、彼女の代表曲になっています。2020年には歌手デビュー40周年を迎え、アルバム『Chanter chanter chanter』を発売するなど精力的に活動を続けています。
堀ちえみ ―1967年生まれ
第6回ホリプロスカウトキャラバンで優勝したことをきっかけに芸能界入り。「花の82年組」の一人として人気アイドルに。1983年のドラマ『スチュワーデス物語』ではドジでのろまなヒロインを演じ、大ヒットしています。3度の結婚を経て7人の母親であることでも知られています。2020年『24時間テレビ』で舌ガン手術後リハビリを重ねて「リ・ボ・ン」を歌った姿が披露され感動を呼びました。
浅香唯 ―1969年生まれ
80年代アイドルとして「C-Girl」「セシル」の大ヒットや、ドラマ『スケバン刑事III』の風間三姉妹として大活躍。南野陽子・中山美穂・工藤静香とともに「アイドル四天王」と呼ばれていました。現在は歌手活動の他、ミュージカル、コント、ラジオと今も新しいことに挑戦し続けています。
菊池桃子 ―1968年生まれ
1980年代アイドルとして活躍。デビュー翌年の1985年には史上最年少で武道館コンサートを開催し、チケットが取れなかったファン1万人が武道館に集まったことからも当時の人気の高さがうかがえます。現在は2人のお子さんを持つママタレントであり、女優としても活躍。2020年はNHK連続テレビ小説『エール』に出演しています。
中森明菜 ―1965年生まれ
松田聖子と並ぶ80年代アイドルの双璧としてヒット曲を連発。女優としても活躍し映画の他、ドラマ『素顔のままで』『古畑任三郎』などにも出演しています。2010年から活動を休止したものの、2014年にはアルバムを発売、紅白歌合戦にも登場し日本中のファンを喜ばせました。2017年のディナーショー以降、現在はメディアからは遠のいています。
立花理佐 ―1971年生まれ
『毎度おさわがせしますIII』で人気が爆発。ロッテのCMキャラクターとしてデビュー。ドラマ主題歌でもあったデビュー曲「疑問」で1987年の各音楽賞レースの新人賞部門を総なめにしました。当時はヘリコプターで次の現場へ行くほどの人気だったとか。2000年に元モデルの松永信之と結婚し1児の母となっています。
柏原芳恵 ―1965年生まれ
1980年「No.1」で歌手デビューしたのは14歳の時でした。代表曲の「ハロー・グッバイ」「春なのに」などしっとりした切ない恋心を歌った曲がヒット。現在も歌手活動を続けており、2020年には40周年記念シングルを発売。10月には「柏原芳恵40周年コンサート ~A・RU・KU~」が開催されます。
河合奈保子 ―1963年生まれ
1980年「大きな森の小さなお家」でデビュー。八重歯が印象的なアイドルでした。「スマイル・フォー・ミー」「けんかをやめて」など多くのヒット曲を生み出しました。1986年からは作詞・作曲も手がけるなど音楽制作でも才能を発揮。1996年にヘアメイクアーティスト金原宜保と結婚、娘のkahoは2013年にシンガーソングライターとしてデビューしています。
工藤静香 ―1970年生まれ
1985年「ミスセブンティーンクラブ」でデビュー、後にオーディションを経ておニャン子クラブメンバーに。ソロデビュー後は「MUGO・ん…色っぽい」「嵐の素顔」などヒット曲を連発しました。2000年に当時SMAPだった木村拓哉と結婚。二人の娘Cocomi、Kokiはモデルとして活躍しています。